・・・Part1

私の会社は5年に1回、リフレッシュ休暇がとれます。(といっても自分の有休なんですが???)5年前は、Hawaiに行きました。今回は、個人旅行でPariに行こうと思ったのですが、家内の猛烈な反対にあい(2人とも英語がしゃべれない)ツアーでItaryに行くことにしまいした。

期間:2003.04.13〜04.21

費用:@旅行代金209,000円×2人AJR(広島〜関西空港 往復)23,660円×2人+お小遣い

4月13日(土)

今回は、子供をおばあさんに預けての旅行です。集合場所は関西国際空港、集合時間は9:40!私たちは、広島在住なので朝早くから出発しなければなりません。

この間パリに出張に行ったとき、スーツケースが壊れてしまったのでRIMOWAのスーツケースを新調して初めての海外旅行。朝6:15発の在来線に乗って出発しました。関西国際空港には9:33着。なんとか集合時間に間に合うことが出来ました。

ツアーの参加者は、親子2組、新婚さん2組、友達1組、夫婦3組(私たち)と娘さんが急に行けなくなったという松山から来たおじさんの計17人。11:40発アリタリア航空795便、到着は現地時間17:40着ミラノ空港、約14時間のフライトです。   

飛行機が出発すると、お決まりの機内食!家内は"洋食"私は"和食"をいただきました。洋食には、早速パスタが登場です。イタリアと言えばやっぱりパスタ!!!とっても楽しみです。

 

酔っ払って寝ている間に、飛行機はロシアを越えてヨーロッパへ!時速900km/h、高度10,700m。出発して既に4,116km、ミラノまでは残り5,593kmです。

  

そして、2回目の食事。こんどは軽めの食事。ビールを飲むにはもってこいのメニューでした。座席は、通路側をお願いしていたのでトイレには行き放題!と言うことは、ビールも飲み放題!!!飲んでは出し、飲んでは出しでミラノへ向かうノンベー(私のこと)でした。







やっとミラノ空港に到着!ここでローマ行きの飛行機に乗り換えです。ローマについても食事は無いとの事なのでミラノ空港で食事をとることにしました。

食事をとるといっても英語がしゃべれるわけが無くイタリア語などもってのほか!勇気を振り絞ってカフェに入りカルパッチョとピザを注文したのでした。もちろんビールも忘れていません。ここでカメオ職人のイタリア人(名刺をもらったけど失くしてしまった)とお友達になり、かたことの英語(私)とかたことの日本語(イタリア人)で会話を交わしたのでありました。

 

飛行機を乗り換えて、目指すはローマ。バスで移動して、テルミニ駅そばのHotel Giobertiへ。夜も遅いので今日は、寝るだけです。

4月14日(日)

いよいよ、イタリア観光の始まりです。今日は、一日ローマ市内観光です。早起きして、ホテルの周りを一回り・・・ 

 

まずは、ヴァチカン市国のヴァチカン美術館へ。広場には、大きな玉?がありました。

  

ここには、ミケランジェロが描いた最後の審判とシスティーナ礼拝堂の天井画があります。残念ながら写真撮影は禁止とイタリア人以外のガイドの事。(失業対策らしい)ラオコーン像を教科書で見た人も多いと思います。

  

次は、サン・ピエトロ寺院。寺院の中からクーポラを見ることが出来ます。登ることも出来るのですが、今回は時間の関係で出来ません。(こんなとき個人旅行が羨ましい!)

 

サン・ピエトロ広場に出ると、先程のクーポラが見えます。広場には、戦利品としてエジプト持ち帰ったオベリスクがここにもありました。復活祭が近いため広場には椅子がたくさん準備されていました。

 

コロッセオに行く前に昼食です。いよいよ本場のイタリア料理の始まりです。今日の昼食は、パスタと豚肉のなんとか?でした。当然、お昼からビール(ワインだったかも)を飲みました。

  

コロッセオは、5万人を収容した古代ローマの円形闘技場です。長径188m 短径156m 高さ57mもあるそうです。あまりにも大きいので写真におさまりきれません。中に入ってみたかったのですがまたもや時間の都合で入れませんでした(+_+)

  

コロッセオを見た後は、スペイン広場に移動して自由時間です。おきまりの"真実の口"には、タクシーで行けばよいとの事。福岡から来た親子を誘って、一緒に行くことにしまいた。もちろんイタリア語が話せるわけも無く、ガイド本の写真を見せて"ここに言ってくれ"と気持ちで伝えるのでした。

添乗員さん(ノリさん)から、帰りのタクシーが捕まらないので、タクシーを待たせておくようにとの忠告!タクシーに待っててもらって、写真撮ってスペイン広場にもどりました。真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会にあるのですが目立たないところにあり、松山から来たおじさんは探し出すことが出来なかったそうです。

おっと、手が抜けない!(^^)! 

スペイン広場に戻り、トレビの泉でコインを投げた後に買い物へ。イタリアは、小型車とスクーターがとても多く走っています。路地には、所狭しとスクーターが停めてありました。

 

スペイン広場から上を見上げると、トリニタ・デイ・モンティ教会が見えます。ここにもオベリスクがあります。トリニタ・デイ・モンティ階段を登って下を見るとバルカッチャの噴水が見えます。集合時間まで時間が余ったのでトリニタ・デイ・モンティ階段に座ってすごしました。

 

今日の夕食は、カンツォ−ネを聞きながらのイタリア料理。ワインを飲みながらサンタルチア(これしか知らない)を合唱。カメラを忘れたので写真が無いのが残念です。ホテルに帰って時間が余ったのでテルミニ駅そばのスーパーで買い物をして今日の予定は終了。明日は、奥さんが一番楽しみにしている"青の洞窟"です。

4月16日(月)

ローマを後にして世界3大美港のナポリへ移動。今日は、朝が早いので朝食はバスの中。ポテトチップスはバスの中で食べていけないといわれているのにパンはOK?パンもかすが落ちるのですが・・・

ナポリに行く前にポンペイの遺跡を観光。ローマから260km、約3時間の移動です。ここは、世界遺産にも登録されています。一瞬にして火山灰の下に埋れてしまっただけあって保存状態は◎たくさんの遺跡が残っています。左の写真の右上が遺跡の入口マリーナ門です。入口を抜けると神殿がアポロ神殿があります。

 

遠くを見るとこの都市を一瞬にして壊滅させたヴィスヴィオ火山が見えます。(左の写真)それにしてもポンペイの遺跡は広くて全部見るには1日かかりそうです。町には歩道が整備されていて水道もひかれていたそうです。とても綺麗な町並みにびっくりです。

 

ポンペイには公共浴場があり数種類の風呂があったそうです。今も昔も風呂は人々の楽しみなのですネ!DNAに刻まれているのかも知れません???

  

通路には、水のみ場があり、露出した水道管(世界最古)がありました。そしてここの住人が?

  

まだまだ遺跡は続きます。本当に遺跡は保存状態が良く、家に入ると石のベットまで残っています。そして今回で一番の発見?××の目印(○ンコのマーク)が歩道にありました。(間抜けなやつの影がじゃましていてスイマセン)文明が進歩しても、人間は進歩していないようで一安心!

  

まだまだたくさん遺跡はあるのですが、ここらで退散してナポリの町を見学にいきました。残念ながら、町はバスに乗っての見学。海岸から見たナポリの町は、とても綺麗でした。

有名な卵城を遠くから眺めた後、フェリーに乗ってカプリ島へ移動しました。これから"青の洞窟"をめざすのですが、天候によっては見学できないこともあるそうです。幸い、今日は快晴!!!日頃の行いが良いのでしょうか???

  

青の洞窟へは、20人くらい乗れる小船で移動。そして海の上でさらに小さな船に乗り換えて洞窟に入ります。洞窟のそばには小船が数隻待機しています。

 

そして洞窟の中へ。入口は頭を低くしないとぶつけそうに狭くなっています。中へはいるとそれはもう綺麗の一言。イタリアまで来た甲斐がありました。まさに青の洞窟!!!光を反射して海が真っ青に輝いています。

 

港へ戻り昼食です。魚を焼いたやつとパスタが出てきたのですが残念ながら写真を撮るのを忘れていました。そろそろトマトソースのパスタには飽きてきました。

カプリ島で自由時間を過ごし、船に乗ってナポリに戻り本日の予定は終了。夕食は、ピザとスープとサラダとパン。とってもおいしかったです。ホテルはナポリ郊外にあるためそばにはお店がありません。しかたないのでさっさと寝てしまいました。

   

4月16日(水)

今回は、ユーロスターに乗ってフィレンツェへ移動します。3.5時間の長旅です。昼食もユーロスターでサンドイッチを食べます。出発まで時間があったので駅の周りを散策。子供のお土産を買いました。

いよいよ出発。ユーロスターに乗ったら一大事!指定席のはずなのにブッキングしているではないですか・・・(私たち夫婦は大丈夫だった)ノリさんは、おおわらは。なんとか全員の座席を確保することが出来たのでした。さすが添乗員!!!

全員の席が確保されたのでさっそくビュッフェにさっそくビールを買いに行ったのですが売ってくれません。イタリア語なのでなんといっているのかわかりません。仕方なく席に戻るとしばらくしてビュッフェがopenしたとの放送が・・・(なんとなくそう聞こえた)行ってみると今度はビールを売ってくれました。やっぱり、新幹線にはビールですよネ(私だけ?)

 

フィレンツェといえば、Duomo(Basilica di Santa Maria del Fiore)とウフィツィ美術館。奥さんは、この大聖堂に竹ノ内豊がTVドラマで登ったことを後から聞いて、自分たちが登らなかった事を後悔していました。(女って単純!)

 

ポンテ・ヴェッキオを渡って、ウフィツィ美術館。するとウフィツィ美術館は、ストのためまだ開いていないとの事。良くあることだそうです。待つこと1時間あまり。やっと開館。しかし、入場券は予約制の時間指定。なかなか入れてもらえません。待った甲斐あって無事入館。ポッティチェリのビーナスの誕生などの名作をナまで見ることが出来ました。残念ながら写真撮影は禁止なので写真はありません。

 

ドゥオモ広場へ戻り自由時間。この広場には、ダヴィデ像のレプリカとがあります。本物は、アカデミア美術館にあるそうです。行ってみても良いのですが、私たちはフェラガモ本店のフェラガモ博物館へ行くことにしました。メドゥサの首をとったペルセウス像は、本物です。

  

私たち夫婦は、買い物がてらフェラガモ本店へ行きました。フェラガモ本店では、偶然にもファッションショーのようなものをやっていました。そしてフェラガモ博物館へ行くと、オードリー・ヘップバーンの18Kサンダルやたくさんの靴が展示されていました。靴型のなかにソフィアローレンのものを発見。気づかなかったのですが有名な靴がたくさんあったらしい。もっと写真を撮っておくべきだった。

 

今日の宿泊は、フィレンツェだが、またも郊外。夕食は、私の嫌いな豆の入ったパスタ鳥。パスタと奥さんが残したサンドイッチで腹を太らせました。ホテルについても近所に開いてる店はなし。ホテルでビールを飲んで寝ることにしました。なんか夜は、寝てばかりいます。せっかくなので夜遊び(怪しい遊びではないですヨ)のひとつでもしてみたいものです。

  

つづく